2016年7月アーカイブ

永六輔さんがたなばたの日に亡くなった。さすが永さん。
最後まで演出家だった。
七月七日に夜、星を祭る日「見上げてごらん夜の星を」この日を誰もが忘れないでしょう。
今、こうして書いていても胸が痛みます。

永さんとの想い出は沢山ありますが、今でも鮮明に覚えている幾つかを書きます。
閉店して23年がたつ銀巴里という銀座のシャンソン喫茶に永さんも出演されていた。
「雪が降る」を唄われた時、♪雪が降る~あなたは来ない、雪が降るあなたは来ない~♪
これだけ、ずーっとこの歌詞だけでこの曲は終わった。お客様も他の出演者も最後には大笑い!

その2
地方から羽田空港に帰った時、「ワッ!」と私の右肩を抱いた人がいた。びっくりして左側を見ると
にこにこ笑った永さん。「うわ~びっくりどうして私だとわかったんですか?」と聞くと「へへへ・・・」
そしてそのままの状態で荷物受け取る所まで。その時永さんから「今さぁシャンソン界、ジジババばっかりだから
ゆう子ちゃんクラスの人達が、頑張って引っ張っていくんだよ」とおっしゃった。
そう言われた私は今、すでにババになっている。

その3
ちょっとした事でも必ず旅先からお返事を下さった。
それがたった一行でもすごく嬉しかった。
絵ハガキに永さんのお人柄が重なった。

その4
千葉県の柏市で永さん演出のコンサートがあった。終了後、永さんが3人で電車に乗って帰ろうとおっしゃったので
ピーコさんと私と3人で帰る事に。
正直私は一瞬びっくりした。私を除いた2人は有名人なのに電車で?そう言えば美輪さんと私2人だけで電車に乗った事も。
ホームでピーコさんが「永さんさ~NHKの加賀美アナウンサーが大好きなのよね~そういえばゆう子、
加賀美さんに似てるじゃない、だから永さん、ゆう子の事好きなのよ」私はとっても驚いた。コーエーで~す!
ここには書けないおかしな話。3人でいいたい放題、大声で大笑いして電車に乗った。
(ちなみに電車はガラガラ)ホッ!

永さん、お世話になりました。
又、いつか、どこかで。